官民協働まちづくり
実践講座
シンポジウム
令和1年9月3日 エリアマネジメントシンポジウム2019 in 大阪を開催しました
官民協働まちづくり実践講座は、リレーシンポジウムの第13弾として、2019年9月3日(火)、「全国エリアマネジメントネットワークシンポジウム2019 in 大阪」を開催しました。今回のシンポジウムでは、「社会的課題の解決と創造性を高める都市に向けて~アジアで考えるエリアマネジメント~」と題して、日本を中心としたアジアの都市が今後直面する問題はどのようなものなのか、それらへの対処に関してエリマネがどのように貢献できるのか、また、その際求められるリーダーシップのあり方とはどのようなものかについて、アジアからのゲストを迎えて議論を行いました。全国のエリアマネジメント関係者や行政関係者、研究者等約270名が参加し、盛会のうちに終了しました。

プログラム | 開会挨拶 全国エリアマネジメントネットワーク会長 小林重敬氏 来賓挨拶 内閣府地方創生推進事務局参事官 高山泰氏 大阪市都市計画局長 角田悟史氏 講演 「『居心地が良く歩きたくなるまちなか』からはじまる都市の再生」 国土交通省都市局長 北村知久氏 報告 「梅田のエリマネ10年と新たな展開」 梅田地区エリアマネジメント実践連絡会事務局 高田梓氏 ディスカッション「アジアと考える:エリマネ、創造性、社会的課題」 パネリスト: Michelle Koh 氏(シンガポールSRO、エグゼクティブディレクター) 李政炯氏(韓国中央大学教授) 田口真司氏(一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会事務局次長) 上溝憲郎氏(大阪市都市計画局うめきた整備担当部長) 橋本英仁氏(阪急阪神不動産㈱開発事業本部うめきた事業部副部長) ファシリテーター: 吉田恭(京都大学経営管理大学院特定教授) 閉会挨拶 京都大学経営管理大学院院長 原良憲 |
主催・共催・後援 | 主催:全国エリアマネジメントネットワーク 共催:京都大学経営管理大学院 後援:国土交通省、内閣府地方創生推進事務局 |
日時 | 2019年9月3日(火)14:30〜17:30 |
場所 | HERBIS HALL |
開催概要
開会挨拶
全国エリアマネジメントネットワーク会長 小林重敬氏より開会の挨拶をいただきました。
・開会挨拶概要はこちら。



【ディスカッション】「アジアと考える:エリマネ、創造性、社会的課題」よりファシリテーター 吉田恭(京都大学経営管理大学院特定教授)

【ディスカッション】「アジアと考える:エリマネ、創造性、社会的課題」よりMICHELLE KOH氏(シンガポールリバーワン(SRO)/エグゼクティブディレクター)

【ディスカッション】「アジアと考える:エリマネ、創造性、社会的課題」より李政炯氏(韓国中央大学教授)

【ディスカッション】「アジアと考える:エリマネ、創造性、社会的課題」より田口真司氏(一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会事務局次長)

【ディスカッション】「アジアと考える:エリマネ、創造性、社会的課題」より上溝憲郎氏(大阪市都市計画局うめきた整備担当部長)

【ディスカッション】「アジアと考える:エリマネ、創造性、社会的課題」より上溝憲郎氏(大阪市都市計画局うめきた整備担当部長)
冒頭に吉田から、高齢化するアジアの都市における討議テーマとして、「①エリマネに何が求められているか?」「②官民連携やリーダーシップのあり方は?」という二点が提起されました。ミッシェル氏からはシンガポールSRO(エリマネ団体)の活動を、李氏からは韓国ソウルにおけるエリマネの現状をお話しいただき、国内の事例として、田口氏から大丸有におけるオープンイノベーション、上溝氏から大阪市のうめきた開発の経過とまちづくりの方針、橋本氏からうめきた二期計画「みどりとイノベーションの融合」をご紹介いただきました。ディスカッション後のまとめとして、アジアの都市のエリマネは、欧米とは異なる人口減少や高齢化といった社会的課題解決への貢献により存在意義を発揮できるのではないかということ、市民の関心を高めながら官民の連携によりアジア流のエリマネのあり方を一層模索していくことが確認されました。

【閉会挨拶】京都大学経営管理大学院院長 原良憲
閉会挨拶概要はこちらをご覧ください。