官民協働まちづくり
実践講座

講師

松井 啓之 教授

松井 啓之

経歴

横浜市立大学文理学部卒、東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程単位取得退学、博士(工学)。東京工業大学工学部助手、愛知学院大学情報社会政策学部講師、京都大学大学院経済学研究科助教授などを経て、現職。

専門分野

計画理論、意思決定支援、ゲーミングシミュレーション

担当プログラム

「ビジネスリーダーシッププログラム」

担当科目

情報システム・オペレーションズ、統計分析、事業創再生マネジメントワークショップほか

論文・著作

『人工市場で学ぶマーケットメカニズム-U-Mart経済学編』(共著)、共立出版、2006年 「システムの解析と設計:発想法」『計測と制御』Vol.46、No.4、2007 年、pp.292-297など

メッセージ

理論や知識だけで、社会の問題を解決することは出来ません。しかし、理論や知識を持たずに問題を理解し、分析し、そして解決することも出来ません。基礎となる理論や知識を修得することが、問題解決能力を身に付ける近道です。

吉田 恭 客員教授

吉田 恭

経歴

東京大学法学部卒、米国Cornell大学修士(MPA)、工学博士(北海道大学)。建設省入省後、OECD RSD課長、国土交通省四国整備局次長、内閣官房国土強靭化推進室参事官、京都大学経営管理大学院特定教授、東日本高速道路株式会社管理事業本部本部付部長を経て、2022年7月より住宅保証機構株式会社取締役執行役員。

専門分野

まちづくり、都市計画、都市政策

論文・著作

「大阪駅周辺梅田地区を訪れる来訪者の特性と来訪者によるエリアマネジメントの評価~マーケティングの視点から~」 Global Business Journal,Vol.5 No.1,2019 (共著)、「大阪駅周辺梅田地区におけるエリアマネジメントの生み出す価値の評価について~CVMによる計測の試み」 都市計画報告集 No.19(2020年度)、「海外事例から考えるコンパクト・シティ実現のための政策的示唆」計画行政 36(4).2013、「フランスにおけるPPRを中心とした防災型土地利用規制に関する研究」都市計画論文集 No.46 2011年4月(共著)、「韓国における「車両の運行制限規定」による 過積載対策と過料(過怠料)の導入」、交通科学 Vol.52, No.2 31~42(2021)

メッセージ

「まちづくり は、生活に密着したきわめて現実的な課題であるとともに、経済学、工学、法学、歴史など幅広い知識の動員が求められる知的刺激に満ちたテーマでもあります。今後、大きく変貌していくであろう日本の社会と都市のありようを想像しながら、この魅力的なテーマに挑戦してみましょう。

御手洗 潤 客員教授

御手洗 潤

経歴

一橋大学法学部卒、東京大学公共政策大学院修了、博士(工学)。国土交通省都市局公園緑地課課長補佐、都市計画課開発企画調査室長、京都大学経営管理大学院特定教授、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官、復興庁原子力災害復興班参事官等を経て、2021年7月より東北大学大学院法学研究科・公共政策大学院教授。

専門分野

エリアマネジメント、まちづくり、災害からの復興、景観・都市の緑

論文・著作

「エリアマネジメントの地域特性に関する分析」日本不動産学会第32回学術講演会論文集(2016)<共著>、「Business Improvement District 制度論考ーわが国での導入を念頭に置いてー」土地総合研究,第25巻第4号(2017)、「都市の人口規模と人口動態によるエリアマネジメントの効果とその態様による差異の分析」日本都市計画学会都市計画論文集 vol.54,No1(2019)<共著>、「官民連携のまちづくりの総合的な計画に関する研究」日本都市計画学会都市計画報告集,第22巻第1号(2023)<共著>など

メッセージ

まちづくりについて、人口減少という新たな局面を迎え、機能低下、老朽化、市街地の衰退等の課題を抱える中、国・自治体のみではなく、企業や住民、さらにまちづくり会社やNPO等の各ステークホルダーが、どのように連携・協働してマネジメントしていくべきか、学術的・実務的視点から一緒に学びましょう。

鎌田 秀一 客員教授

鎌田 秀一

経歴

早稲田大学理工学部卒、早稲田大学大学院修了、博士(工学)。建設省入省後、新潟市都市整備局長、国土交通省都市局街路交通施設企画室長、宇都宮市副市長等を経て、2022年6月より国土交通省都市局市街地整備課長。

専門分野

都市計画、都市整備、都市環境・エネルギー

論文・著作

『低炭素都市づくりガイドラインについて』都市計画(2010年)、『津波被災市街地復興手法検討調査について』新都市(2011年)、『都市開発とエネルギーの面的利用』都市環境エネルギー(2014年)他

メッセージ

急速な人口減少、少子・高齢化、地球環境問題への対応など、都市を取り巻く社会経済情勢が大きく変化する中で、都市づくりの方向転換が求められていると思います。ハード、ソフトの様々な手法・ツールを活用した、持続可能な都市づくりを考えていきたいと思います。

鈴木 章一郎 客員准教授

鈴木 章一郎

経歴

東京大学法学部公法学科卒。国土交通省 都市局、道路局など(コンパクト・シティ、道路料金政策等を担当)。京都市 都市計画局長、副市長(京都の都市構想、財政構造改革等を担当)。2022年7月より国土交通省 都市計画課長。

専門分野

都市計画、まちづくり

論文・著作

京都まち工房(公益社団法人京都市景観まちづくりセンター)第81号「私と京都」(2017年12月)
姉小路界隈を考える会報告書第39号「『考える会』の皆さんに教えて頂いたこと」(2020年3月)

メッセージ

「まちづくり」の影響は、政策分野だけでも多くの領域に及んでいます。このため、人が幸せになる環境を作るのに、都市構造の仕組みに加え、まちで活動する人や団体の活動やその影響に目をこらしてどんな打ち手があるのか、一緒に考えていければと思います。