官民協働まちづくり
実践講座
アンケート調査等
エリアマネジメントの実施状況と効果に関するアンケート(集計結果)
エリアマネジメントと地域の幸福度、社会関係資本に関するアンケート調査(静岡県静岡市)
実施主体:静岡市、一般財団法人森記念財団、京都大学経営管理大学院官民協働まちづくり実践講座
調査対象:JR草薙駅周辺及びJR東静岡駅周辺にお住まいの方(年齢階層別に無作為抽出した4,003人)
調査内容:「エリアマネジメント」と呼ばれる地域の事業者や住民等が主体となったまちづくり活動が、生活満足度や地域との関わり方にどのような影響を与えるかを明らかにする。
調査方法:郵送調査
調査期間:第1回 2022年2月3日~2月16日
第2回 2023年1月14日~1月28日
アンケート調査の詳細はコチラ↓
地域が主体となったまちづくりに関するアンケート(エリアマネジメントと地域の幸福度、社会関係資本に関する調査)について:静岡市 (shizuoka.lg.jp)
エリアマネジメントと地域との関わりに関するアンケート調査(愛知県豊田市)
実施主体:豊田市、一般財団法人森記念財団、京都大学経営管理大学院官民協働まちづくり実践講座
調査対象:豊田市駅周辺及び愛環三河豊田駅周辺にお住いの方(年齢階層別に無作為抽出した2,991人)
調査内容:「エリアマネジメント」と呼ばれる地域の事業者や住民等が主体となったまちづくり活動が、生活満足度や地域との関り方にどのような影響を与えるかを明らかにする。
調査方法:郵送調査
調査期間:2022年12月14日~12月28日
アンケート調査の詳細はこちら↓
“エリアマネジメント”と呼ばれる地域の事業者や住民が主体となったまちづくり活動が、地域の生活満足度や地域との関り方にどのような影響を与えているかを明らかにすることを目的とし、豊田市、一般財団法人森記念財団都市整備研究所、京都大学経営管理大学院官民協働まちづくり実践講座が共同でアンケート調査を実施しました。
- 調査対象地域
以下の二つのエリアを対象としています。
(1)一般社団法人TCCM(Toyota City Center Management)が中心となってエリアマネジメント活動が行われている豊田市駅周辺(①:名鉄豊田市駅周辺、②:①の周辺で豊田都心地区の都市再生整備計画においてウォーカブルエリアに含まれるエリア(以下、ウォーカブルエリア)、③:①、②以外の豊田市の中心市街地活性化計画の対象エリア(以下、豊田市中心市街地)
(2)エリアマネジメント活動が行われていない愛環三河豊田駅周辺
【豊田市駅周辺】
資料)国土地理院地理院地図をもとに一般財団法人森記念財団作成
【愛環三河豊田駅周辺】
資料)国土地理院地理院地図をもとに一般財団法人森記念財団作成
- 調査対象
20歳以上の方を対象として、住民基本台帳を基に年齢階層別に無作為抽出した2,991人の方にアンケート調査票を郵送で送付しました。
(1)豊田市駅周辺:1,711人(名鉄豊田市駅周辺:187人、ウォーカブルエリア:375人、豊田市中心市街地:1,149人)
(2)愛環三河豊田駅周辺:1,280人
注)豊田市駅周辺における各エリアでの調査対象の抽出は、概ね図のエリアに対応する町丁別で行っています。
- 調査期間
2022年12月14日~12月28日
すべての地区を合わせて1,215人(うち有効回答1,179人)の方からご回答いただきました。ご協力いただき、ありがとうございました。
1.集計結果の概要
♦名鉄豊田市駅周辺では、持家(集合住宅)に住む人は43.9%、居住年数が5年未満の人が28.3%ですが、愛環三河豊田駅周辺では、持家(一戸建て)に住む人は50.6%、20年以上住んでいる人は52.6%でした(図1、2)。
図1 住居形態(エリア別)
図2 居住年数(エリア別)
♦生活満足度に関する分布をみると、5と7、8の二つの山ができています。名鉄豊田市駅周辺では2~4の割合がやや低めで、9の割合がやや高めとなっていますが、地区毎に大きな違いは見られませんでした(図3)。
生活満足度と他の回答項目との関係をみると、世帯収入、主観的健康感、他人に対する信頼、互酬性の意識、地域への愛着、近所づきあいの程度といった項目との関連性が見られました。
図3 生活満足度(エリア別)
♦TCCMを中心としたまちづくり活動(エリアマネジメント)については、全体で6割以上の回答者が「内容をよく知っている」もしくは「内容は詳しくないが、聞いたことがある」と回答されています。エリアマネジメント活動が行われていない愛環三河豊田駅周辺においても5割以上の方が「内容をよく知っている」もしくは「内容は詳しくないが、聞いたことがある」と回答されています(図4)。
図4 エリアマネジメント活動の認知(エリア別)
♦地域への愛着と子供の頃の地域との関りとの関連性をみると、子供の頃に地域との関りがあったと回答している人は、地域への愛着も高い人の割合が高い傾向が見られました(図5)。
図5 子供の頃の経験(子供の頃、近所の商店街や、神社・お寺などで行われるお祭りや縁日などに行く機会があった。)と地域への愛着
注)子供の頃の経験や地域への愛着のどちらか一方にでも未回答の回答者は含まれておりません。
2.調査結果の詳細
単純集計結果(年齢や性別等の個人属性に関する設問以外)は、こちらをご覧ください。