情報学ビジネス実践講座

ビジネス経営ITコース

概要

企業の経営戦略の実現において今やITは必要不可欠な要素となっており、本コースでは企業経営とITの繋がりについて、様々な実務をベースに理論と実践の両面を学習する。

受講科目

修了までに下記の指定された全5科目に合格すること。

  • 注1:他研究科開設科目でも自専攻の修了要件単位に加えることができる場合があるので、自研究科の履修要覧を確認すること。
  • 注2:他研究科開設科目を履修する場合、その研究科に聴講願いを出す必要がある場合があるので、注意すること。
項番 科目名 概要
2-(1) 情報分析・ 管理系科目
(2単位)

大規模データの分析管理技術の仕組みを理解する。具体的な問題を解決できるスキルを習得する。

受講についての注意

以下の科目から履修可能な科目2単位分を選択し、履修すること。あるいはイノベーション先端ITコースの「3-(1) 計算・データ科学系科目」を取得してもよい。

● 情報分析・管理論 [情報学研究科( 前期 )(後期)] [大学院横断教育科目群] ←履修可能な方を選択すること

● 情報分析・管理演習 [情報学研究科(前期)( [後期)] [大学院横断教育科目群(前期)(後期)] ←履修可能な方を選択すること

● 統計分析 [経営管理大学院](他研究科聴講不可)

● 情報システム分析論 [経営管理大学院](他研究科聴講不可。)

3-(1) 計算・データ科学系科目
(2単位)

イノベーション先端ITコースの「3-(1) 計算・データ科学系科目」と同じ

2-(2) 情報知財系科目
(2単位)

情報に関わる権利とその重要性や、社会の中における情報につ学ぶ学ぶ。情報を保護するための法律や倫理、著作権、情報技術と帳票(以上「情報と知財」)、情報政策、情報と法制度、情報と経済、情報倫理、情報と教育(以上「情報社会論」)などについて理解する。

受講についての注意

以下の科目から履修可能な科目2単位分を選択し、履修すること。ただし、学部にて「情報と知財入門[全学共通科目]」を取得済みの場合、受講不要。

● 情報と知財 [情報学研究科] [大学院横断教育科目群]

● 情報社会論 [経営管理大学院] [情報学研究科] [大学院横断教育科目群]

2-(3) セキュリティ系科目
(2単位)

インターネット利用に伴うセキュリティの重要性について学ぶ。利便性と安全性のトレードオフを理解する。「暗号と認証」、「リスクマネジメント」などを学ぶ。

受講についての注意

以下の科目から履修可能な科目2単位分を選択し、履修すること。あるいはイノベーション先端ITコースの「3-(3) イノベーション・サービスモデリング系科目」を取得してもよい。

● 情報学展望1 [情報学研究科]

● 暗号と情報社会 [情報学研究科]

● 情報セキュリティ [情報学研究科] [大学院横断教育科目群]

3-(3) イノベーション・サービスモデリング系科目
(2単位)

イノベーション先端ITコースの「3-(3) イノベーション・サービスモデリング系科目」と同じ

2-(4) デザイン思考実践
(1単位、集中)協力:(株)NTTデータ

・デザイン思考の基礎知識について学び、実践する
・グループワークにとり課題を発見し、詳細化を行う
・デザイン思考による解決方法の探索と検証を実践する
・グループワークにより多様な視点を加える「共創」を体験する
集中セミナーシラバス一覧

受講についての注意

「デザイン思考実践」もしくは「ユーザー視点のITシステム設計実践(情報学研究科では「業務要件定義実践」)」のどちらかを受講することが当コース修了に必要である。

2-(5) ユーザー視点のITシステム設計実践
(1単位、集中)協力:東京海上日動火災保険(株)
(情報学研究科では「業務要件定義実践」

・ビジネスにおける問題点やニーズをユーザーが真に得たい成果をベースに考え、解決策(アプリケーション)を構想する
・ITによって具体的にどのように解決するのかを考え、アプリケーションに必要な機能を定義する(要件定義)
・要件定義が適切であったかどうかを試作アプリケーションによって確認する。
・要件定義の良かった点、悪かった点をレビューし、学びを整理する
集中セミナーシラバス一覧

受講についての注意

「デザイン思考実践」もしくは「ユーザー視点のITシステム設計実践(情報学研究科では業務要件定義実践)」のどちらかを受講することが当コース修了に必要である。

2-(6) ビジネスにおける情報学の実践
(1単位、集中)協力:協力:(株)日本総合研究所, ANAシステムズ(株)、DMG森精機(株))

・社会課題の解決や企業経営におけるITの意義をAI等の活用を含め学ぶ
・経営戦略におけるIT戦略を事例や演習を通じて修得しITガバナンスを理解する
・最先端のDXについて航空業・製造業・金融業の事例に触れアイデアソンで実践する
集中セミナーシラバス一覧

受講についての注意

  • 「ITリテラシー実践コース」を履修済みの場合、受講不要。