企業金融と資本市場
(みずほ証券) 寄附講座

シンポジウム

2022.12.1 京都大学経営管理大学院シンポジウム『<京大視点360°>グローバル化と経済安全保障~経済安全保障を巡る日本の課題~』を開催しました。

 2022年12月1日(木)14:00~17:00 京都大学経営管理大学院主催、みずほ証券株式会社共催『<京大360°視点>グローバル化と経済安全保障~経済安全保障を巡る日本の課題~』と題するシンポジウムをオンライン(Zoom)にて開催いたしました。

 ロシアによるウクライナ侵攻に伴い、世界秩序や社会経済の仕組みが大きく揺らいでいます。他にも、米中対立構造の下でのサプライチェーンへの影響に加え、情報セキュリティー面でのサイバー攻撃、知的財産の意図した流出など、グローバル化に伴って生じるリスク・脅威が著しく顕在化しています。
 この数十年間、日本はグローバル化と共に、我が国の経済や企業の成長力、競争力を高めてきました。しかし、このような激変した環境の下では、「経済安全保障」を欠くべからざるを得ない視点として、産官学が一体となって取り組んでいくことが一層求められており、いわゆる「経済安全保障推進法」も本年 5月に成立するに至っています。
 そのような背景を受け、本シンポジウムでは、「経済安全保障」について焦点を当て、アカデミアをはじめ、政府や金融セクターなど、各界の識者が 360°、全方位から論じる貴重な機会となりました。

 当日の参加者は224名で、内訳は民間企業の方が約6割を占め、ついで大学生、院生が2割、大学研究者などであった。

 3つのキーノートスピーチ、パネルディスカッションともに非常に満足度が高く、それぞれのスピーチについてのコメントを多くいただけた。

 みずほ証券寄附講座では、今後も時代に沿ったテーマでこのようなシンポジウムの開催を続けていく予定である。

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