企業金融と資本市場
(みずほ証券) 寄附講座

シンポジウム

2022.8.26 京都大学経営管理大学院シンポジウム『<京大360°視点>人的資本を考える』を開催しました。

 2022年8月26日(金)14:00~16:30 京都大学経営管理大学院主催、みずほ証券株式会社共催『<京大360°視点>人的資本を考える~日本及び日本企業の価値の持続的向上へ~』と題するシンポジウムをオンライン(Zoom)にて開催いたしました。

 GAFAを筆頭に「人財」を最大の資産として大躍進を遂げる企業が世界中で数多く誕生している中、日本においては「人材=コスト」、「人的資源・管理」との考えのもと、「失われた30年」を過ごしてしまっていました。
そのような反省から、また人口減少・超高齢化社会を迎えている中、企業の競争力の源泉が「人財」である、そして「コストではなく投資である」という考えに基づいた動きが始まり、新型コロナウイルスの影響により一層加速しつつあります。
 本シンポジウムでは、企業だけでなく我が国自身の価値を向上させることができるであろう「人的資本」について、各界の識者が360゜、全方位から論じる貴重な機会となりました。

 当日は、大学研究者、経営管理大学院の学生、経営者、会社役員など317名の方々が参加し、今後の社会の対局を把握し、次の一手を考える有意義なセミナーとなりました。

 キーノートスピーチでは、質疑を受け付けない運営形式であったにもかかわらず、チャットで参加者から意見・質問が飛び交うシーンも見られました。

 また、パネルディスカッションの現役学生の登壇については、6月開催の金融リテラシーセミナー同様、参加者からのポジティブなコメントが多数寄せられました。

 次回は、2022.12.1に『<京大360°視点>グローバル化と経済安全保障』をオンラインにて開催予定です。

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