企業金融と資本市場
(みずほ証券) 寄附講座

シンポジウム

2024.214 京都大学経営管理大学院シンポジウム『<京大視点360°>「人的資本経営」と女性リーダー人材への期待~新しい時代の価値創造に向けて~』を開催しました。

 2024年2月14日(水)13:00~15:30 京都大学経営管理大学院主催、みずほ証券株式会社共催『<京大360°視点>「人的資本経営」と女性リーダー人材への期待~新しい時代の価値創造に向けて~』と題するシンポジウムをオンライン(Zoom)にて開催いたしました。

 人材育成は日本の強みでしたが、最近の「人的資本経営」の広がりで新しいステージに向けた取り組みが重要となって来ています。特に女性エグゼクティブ・女性役員については、企業において自ら育てていくことが、ダイナミズムの観点からも、より必要性が増しています。自社で女性役員や幹部人材を育てることや女性役員を含めた経営チームが存在することは、企業価値に結び付き、企業の競争力の向上や新しいビジネスモデルに向けた取り組みに欠かせません。

 本シンポジウムは、企業だけでなく我が国自身の価値を向上させることができるであろう「人的資本経営」、特にその中でも女性エグゼクティブへの期待と現状、さらには今後の取り組みのポイントなどについて、各界の識者が360° 全方位から論じる貴重な機会となりました。

 当日は、民間企業の方(含む経営者、役員)を中心に、大学生、大学院生、大学研究者など228名の方々が参加し、今後の社会の対局を把握し、次の一手を考える有意義なセミナーとなりました。

 実施後のアンケートでは、キーノートスピーチ①「大学と社会をつなぐ女性リーダー~育成と循環~」(京都大学副学長男女共同参画担当理事 稲垣恭子先生)が本シンポジウムで一番高い満足度の回答をいただきました。

 また、パネルディスカッションにおいて3つの議題(21世紀型人材登用、人事戦略と事業戦略、大学に期待すること)に沿って、異なる立場・視点での議論を伺うことができて非常に勉強になった、とのお声も頂戴いたしました。

 本講座では、引き続き社会情勢に沿ったテーマでのシンポジウムを積極的に開催していきたいと考えております。

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