官民協働まちづくり
実践講座

各回開催概要

平成27年3月9日 第5回官民連携まちづくり研究会を開催しました

第5回官民連携まちづくり研究会

平成27年3月9日(月)、京都大学法経8階 リフレッシュルームにて、第五回官民連携まちづくり研究会が開催されました。研究会前半では、下記2つの論点での講演を頂きました。中盤では、エリアマネジメントの実施状況と効果に関するアンケートの結果の傾向と、それを用いた効果分析についての報告がありました。そして後半では、エリアマネジメントの課題の整理と今後の論点・視点について報告及びそれについての議論が為されました。

「社会関係資本とソフトロー」:
東京都市大学教授(都市生活学部) 小林重敬氏

社会関係資本・ソフトローとエリアマネジメントとの関係性について報告がありました。大丸有地区、神田淡路地区、銀座地区、高松丸亀町商店街などの具体的なエリアマネジメント事例と社会関係資本の理論的分類との照合及びそれに基づく考察が紹介されました。

「地域自治組織とエリアマネジメント」:
京都大学教授(大学院経済学研究科) 諸富徹氏

再生可能エネルギーを中心としてまちづくりを進めている長野県飯田市の事例について報告がありました。全国で広がる分散型電源による発電事業の成功のための ポイントとして、自治体による官民連携のための環境整備や、地域自治体という社会関係資本の重要性について具体的な事例を交え紹介がありました。

エリアマネジメントの実施状況と効果に関するアンケートの結果の傾向と分析について
エリアマネジメントの実施状況と効果に関するアンケートの単純集計結果の報告及び①エリマネの主観効果についての分析、②エリマネが地価にもたらす効果についての分析、について報告がありました。分析の精緻化や方向性について、各委員からコメントを頂きました。

エリアマネジメントの課題の整理と今後の論点・視点について
本研究会の報告書の取りまとめにあたっての要旨・視点・課題と論点について報告がありました。その後、各委員よりコメントを頂き、内容の精緻化への議論が行われました。

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