アート・コミュニケーションデザインと
組織経営寄附講座

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「身体表現芸術とコミュニケーションデザイン演習」(2022)第7回〜第11回の講義報告

蓮行特定准教授による講義「身体表現芸術とコミュニケーションデザイン演習」の第11回までが終了しました。本授業は全15回(5日間)の集中講義で、2022年は土曜日に開講されています。最終授業は6月25日(土)に予定されており、受講生の皆さんには最終課題に取り組んでいただきます。

●授業の様子 3日目、4日目

3日目 5月21日(土)13:15〜18:15

グループワーク課題① ショートストーリー創作と上演

3日は、2日目後半から開始したグループワーク「ショートストーリー創作」に引き続き取り組んでいただき、授業時間の後半には3グループの上演を行いました。

解説を行う蓮行先生
グループ創作 発表の様子

ハラスメントを題材にそのメタ構造を描写したグループ、「ショートストーリー創作」という課題に取り組むプロセス自体を描写したグループ、授業内で解説されたコミュニケーションデザインのキーワードをもとに映像作品を創作したグループと、多岐に渡る作品が創作・上演されました。

4日目 6月4日(土)13:15〜16:30

質疑応答、ワークショップ体験、ワークショップのデザイン解説、グループワーク②準備

4日目は、受講生に「コンサルテーションXX 市民健康相談」(ロールプレイ類型のWS)を体験してもらうと共に、デザインに関するディスカッションと解説を行いました。また、グループワーク②の「アクティビティ(ワークショップ)の創作」の準備を開始しました。

グループワークの様子
「コンサルテーションXX 市民健康相談」の説明をする蓮行先生

「コンサルテーションXX」に関しては、相談会を模したロールプレイを通して、コミュニケーション環境のデザインに意識を向けることや、他者の身体・感覚を想像することについて解説しました。学生からは、「演じているうちに、自分の(想像の)限界点を超えてくる感覚があった」、「演じる際に『相手』との相互作用があるから、限界点を超える感覚が得られたのかもしれない」とのコメントがありました。

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