アート・コミュニケーションデザインと
組織経営寄附講座
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「身体表現芸術とコミュニケーションデザイン演習」(2024)第10回〜第15回の講義報告
蓮行特定准教授による講義「身体表現芸術とコミュニケーションデザイン演習」がスタートしました。本授業は、全15回(5日間)の集中講義で、2024年前期の隔週土曜日に開講されます。
この授業では、受講生の皆さんに蓮行特定准教授の開発した「演劇的手法によるワークショップ」を実際に体験してもらうと共に、「身体表現芸術」の創作にグループで挑戦してもらいます。そういった体験を通して、組織やチームにおける「コミュニケーションデザイン」の核心に触れていただく、アクティブラーニング型の授業です。
シラバスは以下のURLからご確認いただけます。
●授業の様子
身体表現のアクティビティ体験、および、デザインの解説
4日目 6月1日(土)3限〜5限
4日目の講義では、アクティビティ体験「コンサルテーションXX」とアクティビティのデザイン考案を実施しました。「コンサルテーションXX」のワークでは、トランプのカードによって年齢・職業・性別・相談事を決められた相談者役が新人看護師役や若手会計士役に、また新任教師役が教育センターのベテラン教員役に相談を行い、その様子を精霊役が観察しフィードバックを行いました。またアクティビティのデザイン考案では、次回の発表に向け、受講者主導でグループ分けとワークショップアクティビティのデザインが進められました。
5日目 6月15日(土)3限〜5限
5日目の講義では、受講生によって考案されたワークショップの実践およびその準備が行われました。グループ1による「演劇ケーススタディ」、グループ2による「異文化相互理解」、グループ3による「クレーム対応」という多様なテーマでのワークショップが実施されました。以前の授業で扱われた「件の宣言」や「コンサルテーションXX」の形式を取り入れたものや、受講生自身の経験から発想したもの、また別授業で取り扱った事例を活用したものなど、各グループが工夫を凝らし、様々なアプローチを取り入れてワークショップを進行しました。
実践後には、蓮行先生のフィードバックを踏まえて各グループでもディスカッションが行われ、今回のワークショップの理論化や今後の課題等について活発に意見が交換されました。