アート・コミュニケーションデザインと
組織経営寄附講座

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「身体表現芸術とコミュニケーションデザイン演習」(2022)第1回〜第6回の講義報告

蓮行特定准教授による講義「身体表現芸術とコミュニケーションデザイン演習」がスタートしました。本授業は、全15回(5日間)の集中講義で、2022年は土曜日に開講されます。

この授業では、受講生の皆さんに蓮行特定准教授の開発した「演劇的手法によるワークショップ」を実際に体験してもらうと共に、「身体表現芸術」の創作にグループで挑戦してもらいます。そういった体験を通して、組織やチームにおける「コミュニケーションデザイン」の核心に触れていただく、アクティブラーニング型の授業です。

5日目には最終課題として、「組織の学びを引き出すアクティビティのデザイン考案」も予定しております。1日目〜4日目に培った経験をもとに、実際のコミュニケーションデザインに挑戦していただきます。

●授業の様子 1日目、2日目

1日目 4月23日(土)13:15〜18:15

授業ガイダンス、「コミュニケーションデザイン」の解説、チームビルディングのワークショップ体験、ワークショップのデザイン解説。

「コミュニケーション力」というと、個人のスキルの高低が問題にされることがあります。しかし、コミュニケーションの良し悪しは、属人的なスキルだけに影響されるものではありません。環境の要素にも大きく影響されています。場の目的や、集まる人たちの特性などを踏まえて、環境の要素(ハード・ソフト両方を含みます)をデザインする視点が大切です。

1日目は、受講生のチームビルディングも目的として、「いいですね〜ゲーム」と「1分ジャーマネ」を体験してもらうと共に、それらのワークショップがどのような設計意図に基づいてデザインされているかの解説を行いました。

2日目 5月7日(土)13:15〜18:15

質疑応答、ワークショップ体験、ワークショップのデザイン解説、グループワーク課題

2日目は、受講生に「歩く&とまるゲーム」と「件の宣言」(ロールプレイの類型のWS)を体験してもらうと共に、デザインに関するディスカッションと解説を行いました。また、グループワーク課題の「ショートストーリー創作」への取組を開始しました。

「件の宣言」に関しては、「価値観と方法論」、「人間の認知限界」、「ロールプレイの利点と限界」について触れながら解説しました。

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