アート・コミュニケーションデザインと
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蓮行特定准教授が、名古屋大学第5回地域医療セミナーの講師を担当しました
2022年1月24日(月)に、名古屋大学第5回地域医療セミナーにおいて、蓮行特定准教授がオンライン講義を担当しました。担当した講義のテーマは、「医師の卵は●●●の卵」。
講義では、蓮行特定准教授が設計した「コンサルテーションXXシリーズ-よろず医療ミーティング」のロールプレイを行いました。
今回のロールプレイの設定は、「最近になって病院に設置された『オンライン患者様相談窓口』で、病院スタッフとして患者からの相談に対応する」というもの。患者からは、「医療者との関わりについて相談したい」、「自分の家族との関わりについて相談したい」、「『生きる』とは何か」といった相談が寄せられます。ワークショップ参加者は、病院スタッフ役、相談にきた患者役、その様子を観察する精霊役の三者を順番に演じていきます。
ロールプレイ後のリフレクションの中では、以下のような言葉がありました。
●冷や汗をかきました!楽しかったです。
●コミュニケーションの中では「共感を示すのが大事」という言葉を見たことがある。ロールプレイを通して、信頼を築くためにも話し方は大事だなと感じた。
●専門的なことにはまだ答えがあるかもしれないけど、「生きるとは?」という問いには正解がないな。
●勉強すれば答えられる問いと、そうではない問いがある。
今回のワークショップが、医療者としてのコミュニケーションや日常生活で求められるコミュニケーションについて、考えるきっかけになればと思います。