京都ものづくりバレー構想の
研究と推進(JOHNAN)講座

イベント

「宗教とイノベーション -世界の起業家が注目する”心”の伝統-」~100年続くベンチャーが生まれ育つ都研究会~

11月開催の、100年続くベンチャーが生まれ育つ研究会では、京都という都市を形づくってきたもう一つの経糸「宗教」という側面を、住職・宮司・牧師であり、それぞれ宗教と哲学の研究に造詣の深い三名の方々にお話いただきます。

⚫持続的経営と不動心
松山 大耕(妙心寺退蔵院副住職) 様

⚫『100年続く』ホンマもんの伝統と革新ー京都文化学に見る産業と信仰との深イイ関係
田中 朋清(石清水八幡宮権宮司) 様

⚫つなぐ力と切る力──人類史に見る集団と個の力学
小原 克博 (同志社大学神学部教授) 様

また、第2部のパネルディスカッションでは「100年続くベンチャーが生まれ育つ知恵」について、ファシリテーターの竹林一客員教授を中心に、登壇者の皆様と研究会のメンバーが話しあいます。

そして今回のディスカッション会場は、京都妙心寺退蔵院です。

皆様にはYouTubeでお届けしますが、配信会場の空気感も一緒にお伝えできたらと思います。 http://www.taizoin.com/

どなたでもご参加いただけますので、皆様のご参加をお待ちしております。

登壇者紹介(敬称略)

松山 大耕
妙心寺退蔵院副住職

1978 年京都市生まれ。2003年東京大学大学院 農学生命科学研究科修了。埼玉県新座市・平林寺にて3年半の修行生活を送った後、2007年より退蔵院副住職。日本文化の発信・交流が高く評価され、2009年観光庁Visit Japan大使に任命される。また、2011年より京都市「京都観光おもてなし大使」。2016年『日経ビジネス』誌の「次代を創る100人」に選出され、同年より「日米リーダーシッププログラム」フェローに就任。2018年より米・スタンフォード大客員講師。2019年文化庁長官表彰(文化庁)、重光賞(ボストン日本協会)受賞。
 2011年には、日本の禅宗を代表してヴァチカンで前ローマ教皇に謁見、2014年には日本の若手宗教家を代表してダライ・ラマ14世と会談し、世界のさまざまな宗教家・リーダーと交流。また、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席するなど、世界各国で宗教の垣根を超えて活動中。

田中 朋清
石清水八幡宮権宮司 

1973年京都市生まれ。同志社大学経済学部を卒業後、國學院大學神道学専攻科を修了。
太宰府天満宮並びに同宮日本文化研究所を経て、2003年より平安時代から累代祀官を務める石清水八幡宮へ。2013年より権宮司を務める一方、京都産業大学日本文化研究所客員研究員、京都大学こころの未来研究センター共同研究員、京都芸術大学客員教授兼SDGs 推進室長として、日本文化に内在する持続可能性を主題とする調査・研究に取り組む。
 2018年5月に UNOPより招聘された国際連合SDGs 推進本部会議において、相互敬愛の精神に基づく持続可能な平和構築についての提言演説を行い高く評価されると共に、2019年より元国連事務総長特別代表の長谷川祐弘氏に師事。
 現在、国際連合機構学術評議会(ACUNS)の平和構築・国連改革担当専門委員として、国際連合機関や日本政府の諮問委員会や学術会議等に参画し、持続可能な世界平和の実現へと向けた啓蒙・提言活動に取り組む。

小原 克博
同志社大学神学部教授

1965年、大阪生まれ。同志社大学大学院神学研究科博士課程修了。博士(神学)。現在、同志社大学神学部教授、神学部長・神学研究科長、良心学研究センター長。専門はキリスト教思想、宗教倫理学、一神教研究。先端医療、環境問題、性差別などをめぐる倫理的課題や、宗教と政治およびビジネス(経済活動)との関係、一神教に焦点を当てた文明論、戦争論などに取り組む。神道および仏教をはじめとする日本の諸宗教との対話の経験も長い。
 単著として『ビジネス教養として知っておきたい 世界を読み解く「宗教」入門』(日本実業出版社、2018年)、『一神教とは何か──キリスト教、ユダヤ教、イスラームを知るために』(平凡社新書、2018年)、『宗教のポリティクス──日本社会と一神教世界の邂逅』(晃洋書房、2010年)、共著として『宗教は現代人を救えるか──仏教の視点、キリスト教の思考』(平凡社新書、2020年)、『人類の起源、宗教の誕生──ホモ・サピエンスの「信じる心」が生まれたとき』(平凡社新書、2019年)などがある。

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